社長のビタミン・一日一語

感情波動が生まれる表彰状や感謝状を渡そう!

§ 感情波動が生まれる表彰状や感謝状を渡そう!

先日、精肉卸&焼肉店経営の日野グループの「第三創業出航式」の打ち合わせを行った。
10年以上勤務の「永年勤続表彰」について、臥龍は以下のアドバイスをした。

1.社員とパートの区別なく。

2.感謝状は、その人のことを一番よく分かっている人が、その人の苦しみ、喜び、
成長などに寄り添ったオリジナル文章を書き、書いた人が檀上で読み上げ渡す。

残念ながら時間の関係で、壇上で読み上げるのは、社員1名、パート1名だが、
オリジナル感謝状は、全員壇上で、書いた人が対象者に檀上で渡すことになった。

伝えるのは言葉、伝わるのは熱、熱は感情からしか生まれない。
理屈の横に行動は生まれない、感情の横にしか行動は生まれない」(臥龍)

感情的になるのはよくないが、感情は大事にしたい」(臥龍)

実は先日、テニススクール会員数日本一のノアインドアステージの経営計画発表会で、
上記のことを再確認したのだ。「新人賞」や「ノアイズム大賞(MVP賞)」などの表彰状は、
その人の成長を一番見てきた人が書き、読み上げた。読む方も、貰う方も、感情が溢れ、
涙、涙。それは会場全体に伝わった。「ノアイズム大賞(MVP賞)」の対象者も、何度も
何度も辞めたくなる、逃げ出したくなる苦難に遭っていた。

「逃げ出さず、立ち向かい、乗り越えたあなたを誇りに思う!」

この言葉は、会場に居る幾人かの苦難のただ中にいるスタッフに、大きな勇気を届けたと思う。
ありきたりの文章を社長が読み上げるだけでは、そのような感情波動は生まれない。