§ 「連想・妄想・決断」
貴社は、お客様に「連想・妄想・決断」をさせているか?
臥龍が「第二の我が家」のように愛用しているレストランカシータは、
23年前の開業以来、販促費はゼロ円。基本、リピート客に連れてきて
もらった方が、次の予約を入れることで、増客していく。それは
「連想・妄想・決断」の力。“ここに自分の恋人を連れてきたら、
どういうことが起きるか?”“ここにMVP受賞したスタッフを連れて
きたら、どういうことが起きるか?”それが、予約行動を決断させる。
§ 地方が富裕層観光客を獲得するための二大条件
日本の各地方で考えないといけないのは、「不便・遠い」から
富裕層観光客が来ないのでないということ。以下の二つがないから
来ないのだ。
絶対に行きたいと思うアイコンがない。アイコンの代表例は、
ミシュランのレッドブック、グリーンブック。このお店で食事する
ためだけでも、その国に行く価値がある。この観光地に行く為だけでも、
その国に行く価値がある。
臥龍が、ほぼ毎年、不便・遠いニセコに来るのは「羊蹄山」という
アイコン・マイ三ツ星があるからだ。もう一つは、5泊以上したくなる
宿泊施設があること。「不便・遠い」ということは、1泊、2泊では
満足しない。今回のニセコは6泊、8月のベトナムは9泊、12月の
ハワイは17泊。
臥龍のニセコの定宿は、温泉がいい、部屋はデスクワークが出来る
広さでキッチンもあり、かつリーズナブルな価格。
§ 「挑戦」と聞くと「ワクワク」と連想する!
「連想・妄想・決断」は、個人のクセとしても大事。A社の従業員は、
「挑戦」と聞くと「苦しい」と連想する。
対して、B社の従業員は、「挑戦」と聞くと「ワクワク」と連想する。
これは「社風」の違い、「トップの思考クセ」の違い。「挑戦」と聞くと
「ワクワク」と連想する社風を創ろう!