§ Q.あなたが抱いた「野望」は何でしたか?
後、半月も経つと、日本全国で「入社式」が行われる。
そして、新入社員の決意表明が行われる。ここで危険なのは、
「何も分からない身ですが、早く仕事を覚えて・・・・」とか
「何も分からない身ですが、早く皆さまと馴染んで・・・・」とか
「頑張ります」という言葉だ。
聞く社長や幹部が、「うんうん、頑張れよ」とか「今年の新入社員は
元気いいな」とか言っていると、2~3か月後に悲劇が起こる。
「えっ、辞めるって?あんなに張り切っていたのに?」
「何も分からない身ですが、早く仕事を覚えて・・・・」とか
「何も分からない身ですが、早く皆さまと馴染んで・・・・」は、
自己肯定感が低い宣言。臥龍は、「あなたには、22年間の経験がある。
ゼロからのスタートじゃない。その中で掴んだ“こだわり・信条”を堂々と
出せ!」と伝える。
アカデミー賞受賞「ゴジラ ー1.0」の山崎貴監督の言葉。
「いかに信州・松本市の中学生の時の自分を忘れずに、
あの時作りたかったものにどれだけ近づくかという思いで、
ずっとやり続けてきた部分はある」
「あのくそ生意気な中学生に
感謝しないといけないなと思っています」
あのくそ生意気な中学生は、山崎貴監督自身。
臥龍も、23歳のときの「日本をいま一度洗濯したい」とか28歳のときの
「臥龍(諸葛亮孔明)になる」という周りから嘲笑された「野望」があっての
今だと分かる。
Q.あなたが抱いた「野望」は何でしたか?
§「頑張ります」に騙されるな!
「頑張ります」は、入社式という環境が言わせたテンション。テンションは
環境に左右されるもの、モチベーションは環境に関係なく一定に保たれるやる気。
テンションはウサギの目、モチベーションはカメの目。「頑張ります」に騙されないで、
4月のうちにテンションでなくモチベーションに切り替えておく。こういう会社では、
成長性と定着率は高い!
臥龍が3月30~31日に「モチベーション研修」した新入社員の3月31日のスピーチに、
いつも臥龍は感動する。⇒スピーチ事例
この状態で、4月1日の入社式に臨ませる!
Q.貴社では、来月、テンションからモチベーションに切り替える準備は、出来ていますか?