社長のビタミン・一日一語

最も先に投資すべきは「自分自身」への自己啓発投資!

§「バフェットからの手紙2024年」を読んで!

世界的投資家であるウォーレン・バフェット氏のメッセージにはいつも注目している。
彼の率いる投資会社バークシャーの現金保有高が、昨年10-12月(第4四半期)に
過去最高の1676億ドル(約25兆2000億円)に膨らんだとのこと。彼の投資哲学は、
「激安価格でそこそこの企業を買うのではなく、傑出した企業をそこそこの値段で
買うべきだ」というものだ。そして5年を経過した時点で、「永久保有銘柄」になるか
を見極める。

庶民的な個人投資家にとって、激安価格でそこそこの企業を買うのは易しい。しかし、
長期的視点に立てば、傑出した企業をそこそこの値段で買うことに挑戦したい。

そこそこの企業か、傑出した企業かは、「企業の本質的価値」の見極めに掛かってくる。
バフェット氏の「企業の本質的価値」の目利きは凄い。その目利きに叶った代表的企業が、
アメックスとコカ・コーラというのは有名。バークシャーの現金保有高が高まってくるのは、
傑出した企業をそこそこの値段で買うことができない「バブル状態」ということ。そして過去、
バフェットの現金準備が積みあがった時に市場の暴落が起こる傾向にあることから、「バフェ
ットが現金を積み上げている」ということは、市場の暴落がやってくるサインの1つかもしれない。

バフェットは常々、「私に未来は予測できない。もしできるという人がいるのなら目の前に
連れてきてほしい」と言っているから、「バフェットが現金を積み上げている」ということは、
万が一に対する「備え」であるともいえる。

臥龍も少額ではあるが、実績が20%を上回っている運用委託を一件、現金化した。

§ 最も先に投資すべきは「自分自身」への自己啓発投資!

メルマガ「がんばれ社長!」の武沢信行さんが、以下のことを述べていた。

所得区分には三種類がある。
1.勤労所得・・・仕事で働いて得る収入
2.資産所得・・・金融投資によって得る収入、版権収入など
3.不労所得・・・ギャンブルや宝くじなど一時的な収入

臥龍も、「勤労所得は資産所得を増やす元手!」と見ている。そして、以下のようにも述べていた。

仮に10%の平均利回りだったとすれば、ゼロスタートでも年間84万円(毎月7万円)投資を
10年続けると1,400万円の資産ができ、20年続けると3,300万円になる。ゼロスタートで
20%の平均利回りで毎月10万円の積立投資を行うと、10年で3,400万円、16年目に1億1千万円を
突破する。

臥龍も、資産所得は早いスタートが鍵には同感だ。だが、新入社員研修では、以下のように伝えている。
最も先に投資すべきは「自分自身」への自己啓発投資!

1. 20代は自己投資に励み、
「勤労所得を高める四つの扉」のどれかを開く準備をせよ!
「超プロ・リーダー・開発者・ ラストマン(起業家ORグループ会社の社長)」
2. 30代は勤労所得を高めながら、資産所得形成をスタート!
3. 50歳までに資産所得1億円突破を目指す!

要は、上がったり下がったりの市況に惑わされずに、30年単位で、しっかり保有していくことだ!