§ 日本人は10歳で日本人になる
「日本人は10歳で日本人になる」、これは
小林佳雄さんの持論だが、臥龍も同感だ。
日本人は10歳頃、自分の意思決定を放棄し、
「強い者に巻かれる」「空気を読んで判断する」
「嫌われないことが大事になる」方に、シフト
するということ。
臥龍は幸い(?)にも、小中学生の時期、
対人コミュニケーション不在だったので、
結果的に自分自身の意思決定を保持した。
20代の臥龍に対する周りの評価は一貫して、
「空気の読めない奴」
「何を考えているか分からない奴」だった。
堂々と自分の考えや判断を表現できる人が
カッコいい奴という企業文化を、小林さんは
必死に創られてきた。先ずその見本を自ら
見せてきた。
堂々と自分の考えや判断を表現できる人が
集まらないと「議論」が生まれない。
「議論」とは「最適解」の答えが出るまで、
喧々諤々(けんけんがくがく)、意見交換を
続けることだ。「最適解」を出し続けるから
お客様から評価され、結果、市場で勝利する。
物語コーポレーションでは、「会議での根回し
禁止」だ。この根回しの中で「常務はこういう
ご意向です」というようなことがあれば、
「じゃそれに合わそう」という空気が生まれて
しまう。
Q.貴社では、堂々と自分の考えや判断を表現できる
人がカッコいい奴という企業文化が出来ていますか?
臥龍は、多くの同志と共に、「10歳でシン日本人
になるための”志授業”」を普及している。
子ども達は、堂々と自分の考えや判断を表現する。
⇒事例
まさにカッコいい社会人への「二分の一成人式」だ。