社長のビタミン・一日一語

尊敬は出来ないが、商売人としては、称賛に価する

§ 尊敬は出来ないが、商売人としては、称賛に価する

映画「海賊と呼ばれた男」の終盤、番頭が言う「うちの店主は企業家の
皮を被った海賊やぞ」。「海賊と呼ばれた男」のモデル出光佐三の経営
信条は、「士魂商才」。「ならぬものはならぬ」という「美学」がある。
「商魂商才」は、法律に触れなければ何でもOKという「損得」だけだ。

トランプを、「大統領の皮を被った商売人」とみれば、全ての言動の
つじつまが合う。しかも結構、商売の勘はいい。今回の富裕層向けの
アメリカの永住権を得られる「ゴールドカード」の販売、設定額は
500万ドル、日本円にすると約7億5000万円。

トランプ大統領は100万人以上が購入すると発言しているが、これも
大風呂敷での花火上げ。実際に100万人が購入すれば、それだけで
7500兆円、日本のGDPを超え!実際に100万人が購入するかどうか
は別として、タイミングがいい!

かつてないほどに、戦争リスクが高まっている今、富裕層は命と金の守り
先を探している。やはり「安全」でいえばまだアメリカが第一位だ。
富裕層にとってみれば、500万ドルは、命と財産を守る投資としては
安い!この売り出しタイミングは、流石「商売人」と言わざるを得ない。

ウクライナへの対応にしても、ロシアに恩を売って、露中の間にくさびを
打つことと、ウクライナの鉱物資源に支配権を持つという「一石二鳥」の
商売センスを感じる。そして、やり手の商売人らしくスピードが早い。
誰もが、トランプからは目が離せない。尊敬は出来ないが、商売人とし
ては、称賛に価する。