社長のビタミン・一日一語

大人が語る言葉が、子ども達の世界の広さ狭さを決めていく!

§ 理想の景色をイメージできた人は、諦めずに挑んでいく

8月2日、「第1回鳥取立志甲子園」が米子で開催され、10名の小中学生と
1名の大学生から、自分自身の「お役立ち山」の発表がありました。これは
社会人になって、登頂することで見たい「我が理想の景色」の発表です。

臥龍は登山もマラソンもしていないが、それぞれゴールした人でしか分から
ない「理想の景色」があるようですね。それに向けて挑んでいる人には、
苦労を超えていく高揚感、クライマーズハイ(Climber’s High)、ランナー
ズハイ(Runner’s High)があるとも聞いています。

理想の景色をイメージできた人は、
 諦めずに挑んでいく可能性がぐんと高まる」(臥龍)

小中学生が「我が理想の景色」を描く「立志教育」の活動は社会の希望です。
鳥取の場合は、松井裕志さんの大志がその起点となっています。尊敬しかあり
ません。

松井さんからの活動報告 ⇒ https://youtu.be/oKX3nyvrlfU

§ 大風呂敷を広げる大人が一杯必要

11名の発表自体は素晴らしいのですが、2年前の岡山での発表大会との違い
も強烈に感じました。岡山では、世界に出るとか日本一になるとかの発表が
半数を占めましたが、鳥取では大学生のお一人でした。人口減少が急速に進む
地方こそ、量の減少を質でカバーする「少年少女よ、大志を抱け!」が多く
誕生しないと、未来が輝きません。これは子ども達の問題ではありません。
子ども達を取り巻く親や先生をはじめとした大人たちが、「我が大志」を
語っていないせいだと思います。

一人ひとり可能性は違います。野球が好きでも、草野球もあり、甲子園も
あり、プロ野球もあり、メジャーもあります。人と比べる必要はありません。
大事なことは、少し上の目標に挑むことです。

エベレストに挑めば、半分行っても富士山を超える。
 富士山に挑めば、半分行っても大山を超える」(臥龍)

エベレストは8848メートル、富士山3776メートル、鳥取県の大山
1729メートル。棒ほど願って、針ほど叶うものです。鳥取の子共達から、
世界に出るとか日本一になるという大風呂敷が出てこそ、鳥取は活性化します。
その為には、先ず大人が自分の可能性を信じ、「我が固有の大志」を語ること
ですね。「大人向けの志授業」の必要性を感じた一日でもありました。

周りの大人が語る言葉が、
 子ども達の世界の広さ狭さを決めていく」(臥龍)

「これからの時代、出来たら世界を目指そうよ!」
「どうせ目指すならその世界でNO.1!」

以上のような言葉を日々聞いた子ども達の世界は、間違いなく広がりますね!