社長のビタミン・一日一語

人財育成、最後は勇気の問題

§  忘れたら活かせない、意味がない

アペックスさんのベンチマーキングに参加した方からのメールで、
ドキッとした気づきを得た。
(ここから)
臥龍さん、お疲れ様です。カンコンで垣間見たアペックス様の社風と
スタッフの皆様のお姿とは、想像を超えたレベルでした。
僅か3年でこのようなレベルに高められたことが、ちょっと信じられません。
皆さんの潜在能力が臥龍さんの手で、見事なまでに引きだされたと感じました。
それと、やはり「生」って大切ですね。
ZOOMでは1/3も伝わってこないし、すぐに忘却すると思います。
– 足利 晋 –
(ここまで)

Q.臥龍、どこでドキッとしたと思われますか?
A.そうです。「すぐに忘却すると思います」です。

オンラインの方が伝わり度合は低い。
それは織り込み済でしたが、アペックスさんの昨年の
インラインでのベンチマーキングも、感動はしましたが、
忘却曲線への残り具合が今回とは全然違った。
結局、忘れたら活かせない、意味がない。
魂が震えるレベルの気づきは、
「生・リアル」でしか得られない。

§ 人財育成、最後は勇気の問題

「皆さんの潜在能力が臥龍さんの手で、
見事なまでに引きだされたと感じました」

この場面も、結構、ギリギリなケースが多々ありました。
内心、”これ以上迫ると、この人、辞めるかもしれない”というケースだ。
半年に一回くらい起こる。
トップが直接言うと、最終通告になってしまう。
それを臥龍が代弁するという想いで、迫った。

臥龍が言う分には、まだ社長が後ろにいるので保険が効く。
ライブで起こるので、事前打ち合わせはない。

この郡司社長との阿吽の呼吸、信頼関係、これが生み出した
三年間の潜在能力開花の奇跡だった。
結局、郡司社長も臥龍も、アペックス・ファミリーの未見の我を
信じ抜いてきた。

人財育成、最後は勇気の問題だと思う。
従業員を信じきれない社長、
部下を信じきれない上司、
言い過ぎかもしれないが、
結局、勇気がないだけなのだ。