社長のビタミン・一日一語

人への見方が変わった!全ては個性!

§ 人への見方が変わった!全ては個性!

今年、12本目の映画は「ウィキッド Part1」。
https://wicked-movie.jp/

とても躍動感があり、楽しめる映画ではあったが、
ほとんどの観客がPart1とは知らされておらず、
エンディングに入ると、館内には「えー!」という
声が湧き上がった。その後、今年6本目の舞台観劇
として、ミュージカル「ウィキッド」を観た。
https://www.shiki.jp/applause/wicked/

共に冒頭、全身グリーン肌の「エルファバ」に
好奇の目が向けられ、エルファバが「なに?」と
毅然と向き合い、「先に断っておく。船酔いじゃ
ないし、草だけを食べ続けたわけでもない。生ま
れつき緑なの」と言い切る姿が、かっこいい。

その緑の肌と引き換えにしたように強力な魔法力を
持つエルファバ。対して美人で人気者の「グリンダ」
は、魔法使いに成りたいと熱望するも、その素質は
ゼロ。それでも、大衆は見た目で決めつけ、イメージ
操作する支配者によって、「良い魔法使いグリンダ」
と「悪い魔法使いエルファバ」という対比ブランドが
生まれていく。

共通の敵を創ることで、民心を束ねるということは、
今の世界でも進行している。愚かな民衆ではなく、
賢い民衆でありたいものだ。

先日、ある新聞社の方から聞いた、「メディアとは、
民主主義を守るためにある」がとても心に残った。
メディアを殺し、SNSに依存する民衆は、自らの手で
民主主義を殺すのだろう。

§「オズの魔法使い」

日本理化学工業は、障がい者雇用の草分け企業だ。
https://www.youtube.com/watch?v=YQaAdKBSa2I

エルファバを見ながら、臥龍は、日本理化学工業の故・
大山泰弘会長の言葉を思い出した。「臥龍さん、障がいも
一つの個性ですよ。 私は、個性を活かす経営をしただけ
ですよ」

これは衝撃だった。「男性・女性」「若い・老齢」
「健常・障がい」「IQ・EQ」、あるいは体形、
性格など、全ては「個性」なんだ。

この「人間観」になってから臥龍のコンサルティング、
社員研修の質が激変した。何より、「自己肯定感」が
爆上がりした。故・大山泰弘会長は、人生の恩人だ。

■「オズの魔法使い」
「オズの魔法使い」の前日譚である「ウィキッド」に
繋がる流れ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/31f716c8ed7e838309a913005bf4f11e4ece1da9

ジュディ・ガーランドがカンザス州の農場で暮らす少女
ドロシーを演じた、1939年公開の「オズの魔法使い」
をもう一度観たくなった。。
https://www.youtube.com/watch?v=Tm5KMle65Ls