社長のビタミン・一日一語

人は自分の強みに気が付けば羽ばたく

§ 人は自分の強みに気が付けば羽ばたく

人は自分の強みに気が付けば羽ばたく」(臥龍)

日本人の細部にこだわる感覚が、良い製品を生み出し、
世界で信頼されている。典型は「不良、欠点を見逃さない」、
「改善」。この製品創りでは活きる長所が、人財育成では
短所になる。人は他人の長所よりも短所の方が目に留まり
やすい。島国、農耕民族の日本人はなおさらだ。

臥龍の「志授業」では、子ども達に「自分の強み、長所、
褒められたこと」を書き出していただく時間を取っているが、
なかなか書けない。逆に、「自分の弱み、短所、叱られたこと」
を書いてというと、アッという間に埋まる。これは大人の接し方
の表れだ。しかし、「自分の強み、長所、褒められたこと」の
書き出しに複数回チャレンジしていくと、軽く20項目くらい
出るようになる。

この「自分の強み、長所、褒められたこと」を組み合わせると
お仕事が生まれることを教えると、子ども達の目がキラッと輝く。
社会人に向けて羽ばたく翼が誕生した瞬間だ。⇒羽ばたく瞬間

貴社でも「自分の強み、長所、褒められたこと」の書き出しを
させてみよう。更に360度評価で、仲間の「強み、長所、褒め
たいこと」を書き出し共有すると、職場の心温は確実に上がる。

心温の高い職場でないと生産性は上がらない」(臥龍)