§ トランプの命を救ったのはバイデン?
カオス理論の中に「バタフライ効果」というものがある。
「北京で蝶が羽ばたくと、ニューヨークで嵐が起こる」、
通常なら無視できると思われるようなとても小さな差が、
やがては無視できない大きな差となって現れることをいう。
臥龍も、企業の「第二創業」を推進する中で、「ある一瞬の
出来事」を見て、「これは第二創業が成る」と思ったことが、
ほぼ毎回ある。
生きているとは、時間軸の上に出来事軸が乗っているので、
「あなたの人生は死ぬまで何が起こるか決まっている」と
言える。しかし、今という瞬間の「気づき」で未来の出来事も
変わっていく。だから「未来は今、起きている」といえる。
臥龍には、以下のような体験がある。
27歳の師走、「先祖の墓参りに帰れ」という天啓が来て、
妻を連れ、松山に短時間帰省した。母は「正月に帰えるのに、
わざわざ今、どうして?」と聞くが、「理由はないが、行か
ないといけないので帰る」と答えた。そして12月14日、
交通事故。2センチの差で命拾いした。先祖の墓参りで、
未来がずれたのかもしれない。
バイデンが早期撤退していたら、未来が変わってトランプが
亡くなった可能性もある。「バタフライ効果」で見れば、
運命とは面白い。
臥龍は、この27歳の体験から、「天啓・ひらめき」には、
素直に従うと決めた。