社長のビタミン・一日一語

サア、舞台の幕が開きます!

§ サア、舞台の幕が開きます!

映画もいいが、舞台はまた格別。人生も仕事も舞台、
ライブ、やり直しが効かない一発勝負。

本日、今年今年23本目の舞台鑑賞は
「佐々木蔵之介ひとり芝居『ヨナ』」だった。
https://www.geigeki.jp/performance/theater377/

旧約聖書に刻まれたクジラに飲み込まれた「ヨナ」の逸話。
それを元に誕生した苦境を生きる人々、光を求める人々、
出口を求める人々への賛歌だ。今、ヒットしている映画
「8番出口」にも通じるコンセプト。

ルーマニアを代表する演出家シルヴィウ・プルカレーテと
佐々木蔵之介のタッグは『リチャード三世』(2017)、
『守銭奴』(2022)に続く三度目だそうだ。

本作は東欧4ヶ国6都市ツアーをまわり、そしてルーマニアの
シビウ国際演劇祭で上演し、佐々木蔵之介は「ウォーク・オブ
・フェイム(ハリウッドみたいに歩道に受賞者が刻まれる賞)」
を受賞した。満を持しての凱旋公演ということだったが、80分、
一人で大量のセリフを発しながらのひとり芝居に加えて、海外
での字幕上演。

佐々木蔵之介の失敗など1ミリもイメージしない自己肯定感の
高さに感嘆。佐々木蔵之介の客席を見る目線を意識しながら
舞台を鑑賞したが、明日からの仕事も皆さま同様、観て下さる
観客を楽しませる「仕事芝居」に徹します。

サア、舞台の幕が開きます!

§ あなたは「走線者」という言葉を知っているか?

10月5日放送のNHKスペシャル「臨界世界-ON THE EDGE-
走線者 亡命か送還か」を観た。
https://thetv.jp/program/0001066239/1/

この現実リアルを直視しないといけない。こういう番組は、視聴率
に左右される民放では作れない。NHKの存在は意味がある。この番組、
再放送の機会やNHKの有料サイトで是非、観て欲しい。それにしても
トランプ政権下、あらゆる分断が進んでいる。映画「ワン・バトル・
アフター・アナザー」は、その風刺か?