§ それは情報収集?、それとも消費活動?
今は、情報が、ネットでスマホで簡単に手に入る。人は「情報収集」をしている
つもりで、ほとんどの人が「消費活動」をしている。
I&I=インフォメーション&インテリジェンス
情報から本質を掴み、それを実践・検証することで「知恵:インテリジェンス」
となる。大量に流れくる水の中から、ヒョイと桃を拾い上げないと、桃太郎と
いう付加価値も生まれない。「これは桃だ!」と発見する見識を身に着ける上で、
最上の手段は読書だ。
SNSは、作り手、発信サイトに対価を払う消費活動の様相だ。それはそれでいい
かもしれないが、臥龍は嫌だ。だから読書で思考判断力を磨く。ビル・ゲイツは
年間50冊以上。2012年からは毎年、自身のブログを通じて、読んだ本の中から
数冊を推薦書として公開。孫正義は、起業後わずか2年で患った肝炎で入院していた
3年半の間に3000冊を読破。ウォーレン・バフェットやマーク・ザッカーバーグ等、
著名な経営者の多くが熱心な読書家
Q.どんな情報でも瞬時に手に入るこのインターネットの時代に、超多忙な実業家が
わざわざ貴重な時間を割いて読書をするのは何故?
A.ビジネスリーダーとして、あるいは人間としての「思考洞察判断力」を高める最も
有効なツールは読書と知っているからだ。
答えがあることに答えを出すことでは、AIに叶わない。人は、答えがないことに答えを
出す「思考洞察判断力」を持っているから付加価値がある。