社長のビタミン・一日一語

あなたはA派?B派?人生を100倍豊かにする選択

§ あなたはA派?B派?人生を100倍豊かにする選択

映画『国宝』が問いかけるもの
映画『国宝』が大ヒットしています。私も既に2度、劇場に足を運びました。
まるで映画鑑賞と舞台鑑賞を同時に楽しめる、二度おいしい作品です。
観ながら疑問に思ったのは、「なぜ歌舞伎といえば松竹なのに、製作・配給が
東宝なのか?」

その理由は、原作・吉田修一氏と監督・李相日氏のタッグ作品(『悪人』
『怒り』)を東宝が一貫して手がけ、信頼関係を築いてきたため。そして
松竹が配給に加わらなかった背景には、歌舞伎界の裏側描写や“反社との
接点”が含まれており、慎重になった事情も考えられます。とはいえ、
舞台衣装・美術面・演目上演には松竹の協力が不可欠でした。本家の口出し
がないからこそ、「歌舞伎役者の生きざま」を鮮烈に描くことができたとも
言えます。

勿体ない!絶好のチャンスなのに動かない
2回観るたびに私が感じたのは、映画館の観客を歌舞伎の舞台へと誘う松竹の
営業タイアップが見当たらないこと。映画で歌舞伎に触れた人のうち、何人が
実際に歌舞伎座や地方の劇場に足を運ぶでしょうか?

A.「映画で十分、舞台までは行かない」
B.「この機会に一度は歌舞伎を観てみよう」

もしあなたが松竹の営業責任者なら、このチャンスを逃すでしょうか?私なら
間違いなく動きます。

A派かB派か?人生の豊かさを決める分かれ道
これは映画『国宝』に限った話ではありません。人生もまた同じ。偶然の出会い
から「あっ、そうか!」と気づく人。そしてその気づきを行動に移し、世界を広
げる人。

A.「今のままでいい」と現状維持を選ぶ
B.「やってみよう」と一歩踏み出す

この二つの習慣が、人生の豊かさを100倍変えるのです。

女性は豊かな人生の達人
断言します。Bを選ぶ率は、男性よりも女性が圧倒的に高い。好奇心と行動力に
あふれる女性は、人生を自在にクリエイトしています。男性も負けてはいられません。

社長のあなたは、今日どんな一歩を踏み出しますか?
経営でも同じです。貴社の若手社員は、「自分の一声くらいで会社は変わらない」と
思いますか?それとも、「自分たちの一声で会社は変わる」と信じますか?目を輝か
せる社員が増える会社には、未来があります。さあ、そのための一歩を踏み出しましょう。

【臥龍の問いかけ】
あなたは A派ですか?B派ですか?今日、何に「一歩」を踏み出しますか?