社長のビタミン・一日一語

「水の五徳」~水が備えている五つの徳目

§「石破辞めるな」に思うこと:続き

前号で「石破首相、辞めるな」考を書きました。

(ここから)
「石破首相、辞めよ」と「辞めるな」という世論が拮抗していると
聞きます。大型選挙、三連敗は事実。三期赤字の会社社長に、銀行が
まあいいじゃないですかといいますか?三期赤字の会社、賞与が出ない
が、従業員、仕方ないなといいますか?「社長引き受けたが、従業員の
出来がこんなに悪いとは思っていなかった」「社長引き受けたが、景気が
悪くなるとは思わなかった」このような言い訳は通じません。

長を引き受けるとは、
 全ての因は我に在りと覚悟を決めること」(臥龍)

「石破、辞めるな」という正義感、小さくないかと心配します。
(ここまで)

§「水の五徳」~水が備えている五つの徳目

臥龍は、「水の五徳」に学ぶ点は多いと思っています。「水の五徳」
~水が備えている五つの徳目。
一、常に自らの進むべき道を求め続けるものが水である。
二、自分から活動して、他を動かすものが水である。
三、障害に逢えば、更にその勢力を倍加するものが水である。
四、自らは清くして他の汚濁を洗い流し、その上で清濁併せて
容れれるものが水である。
五、洋々として大海を満たし、天に昇れば雲となり、雨へと変り、
凍っては玲龍のような氷雪に変わり、その上で、その本質は
失わないものが水である。
※五徳山水澤寺の「水の五徳」を臥龍が軟訳したものです。

これで石破首相の振る舞いを検証してみました。四で見ると、
金権問題議員がいることも承知して、トップに名乗りを挙げた訳です
から、「だから選挙に負けた」は、長の姿勢としてはあり得ないですね。

五で見ると、党内野党でいたときも、党内トップになっても、本質を
失ってはいけないはずです。野党との合意形成なくしての解散総選挙、
態勢が悪くなっての公約合わせかつ不履行など、本質はどこにあるか
と疑う場面が多々ありました。

一つ凄いのは、空気を読まない意思決定、
神の意志にしか沿わない意思の強さには感心します。
参考⇒https://note.com/ryu2net/n/n6ccf04c5c662