§ 「有難い」ことなのか?「当たり前」のことなのか?
日本時間、本日の朝8時、大谷翔平のドジャーズ入団記者会見があった。
語ることは、数多くの関係者への感謝の言葉だった。
私たちも、後半月もすると新しい年を迎える。その前に、今あるものへの感謝を
忘れないことが大事なようだ。「感謝」を忘れた人の前にある扉は、どんどん小さく、
そして錆びついてくるようだ。
小中学生への「志授業」では、「自分が今、当たり前に生活し、学校に行けているのは
どういう助けがあるから?3分間で出来るだけ多く書き出してみよう」という時間がある。
これがたくさん書ける子は、自分の社会へのお役立ちが浮かびやすい。それは、「いただき
過ぎている恩を少しでもお返ししたい」という想いが湧くからだと想像される。逆に、
「有難い」ではなく「当たり前」と想っている子では、お役立ちの気持ちが浮かび難いようだ。
今年の締めくくりを前に、「自分が今、当たり前に生活し、仕事が出来ているのはどういう
助けがあるから?3分間で出来るだけ多く書き出してみよう」という時間を持つことは、
いいことだと思う。