社長のビタミン・一日一語

「慣れ」が、一番の悪魔だ!

§「全ては経営」

15日夜、BSフジの「プライムニュース」を視聴した。
高市早苗さんの特集で、コメンテーターのお一人で、
参議院議員の山田宏さんも参加されていた。

高市さんが松下政経塾の第5期生、山田さんが第2期生と
いうことで、長年身近で見ていたことからエピソードも
豊富だった。松下幸之助翁は、人生経営、企業経営、自治
体経営、国家経営とサイズが違うだけで、「全ては政治」
とおっしゃっていた。

臥龍も、尊敬する後藤新平先生の「自治三訣」から、「国民
一人ひとりが我が身を治めることが、天下国家を治める源で
ある」と学んだ。同じ意味だ。

松下幸之助翁と後藤新平先生の教えを活かす政治を、元杉並
区長と姫路市長に語って頂くイベントを開催させていただく。

♦12月13日(土)姫路開催
兵庫立志教育支援プロジェクト一周年記念フォーラム
「温故知新」元杉並区長と姫路市長が語る「行政に活かす我が
師からの教え」
★チラシPDFは、以下からダウンロードしてくださいね!
https://e-garyu.com/wp-content/uploads/2025/10/20251213.pdf

自民党総裁選挙の後、公明党の連立離脱もあり、自民党の中からも、
高市さんへの批判を党外に発信している議員がいる。経営の常識を
考えてみると、以下のことが言える。

1.社内で、「社長、ここはおかしいですよ?」とガンガン議論できる
会社は、正常だ。

2.しかし、社外に向けて、社長批判を発信するリーダーは問題だ。

3.もし批判するのであれば、会社を辞めた立場で語るべきだ。

なお臥龍は、個人的には、「プライムニュース」での山田宏さんの
以下のエピソード披露が、強烈に印象に残った。

(ここから)
イギリスのサッチャー首相が来日され、尊敬している高市早苗との
面談もあった。その後、公開講演会があるが、サッチャーさんから、
「皆さん、お幾らの参加料を支払っているのですか?」と聞かれたので、
「8000円です」とお答えしたところ、大変驚かれた。

講演会の舞台袖で、「どうぞ、イスにお座り下さい」とお勧めしたところ、
「8000円もお支払いいただいている皆さまがいるのに、座ることは
出来ません」とずっと立ったままスタンバイされました。
(ここまで)

このエピソードには、心底ビックリした。「お客様からお金をいただく
ことに慣れないことだ」は、CSの基本精神だが、このエピソードは心に
沁みた。臥龍も、心したい。「慣れ」が、一番の悪魔だ。