社長のビタミン・一日一語

「応援団」というスタンスが学生の心を魅了する!

§ 「応援団」というスタンスが学生の心を魅了する!

昨日は、長坂養蜂場の長坂恭輔さんの志事業、就活生支援のインターン
シップを秋田でも導入しようと、プレイベントを行った。臥龍、拝見
しながら恭輔さんの志がよく分かった。

新卒生の三年内離職率32%、離職はしていないが不満を抱えている人
38%、合わせて70%。この失望・不満の根本要因を改善し、70%の
ブラックをハッピーに転換させたいということ。

途方もないことのようだが、少なくともこの独自のインターンシップを
体験した学生は、限りなくハッピーな社会人になることは間違いない。
だから学生からの評価が、5点満点中4.99点という感動レベル。
https://job.rikunabi.com/2026/company/r324522086/internshipRating/
結果として、浜名湖のほとりの中小企業が、全国区で優秀な新卒採用が
出来ている。
https://job.mynavi.jp/26/pc/search/corp216198/outline.html?func=corpinfo

では何がポイントか?実は、「自社に入社してください」とは一言も
言わない。学生が後悔しない就活をするために大切なことを惜しげもなく
提供。「お風呂で、お湯を前に押すと、淵に当たって帰ってくる」

「自社に入社してください」とは一言も言わない、その純粋な応援メッセージ
に触れた学生は、逆に長坂養蜂場のことが気になるのだ。今は引退されているが、
物語コーポレーションの小林佳雄さんの「後悔しない就職や人生を送るための
意思決定セミナー」もそうだった。「自社に入社してください」とは一言も
言わなかった。しかし聞いた学生の半数以上が、応募に傾いた。

「応援団」というスタンスでの採用活動は、大手との差別化が急務な時代には、
大きなヒントだ。