社長のビタミン・一日一語

「個性の花」を存分に咲かそう!

§ 「個性の花」を存分に咲かそう!

臥龍のソウルメイト、物語コーポレーションの実質創業者
小林佳雄さんは、「物語的大家族主義」をこう定義した。

「個」の尊厳を、「組織」の尊厳より上位におく(小林佳雄)

臥龍は、こう解釈した。「国籍・民族も個性、性別も個性、
健常・障がいも個性、容姿・性格も個性、その個性を尊重する」

経営コンサルタントに成った臥龍は、学歴なし、資格なし、
資金なし、語学力なしをハンディと捉えず「個性」として捉え、
その「個性」を活かした。結果、日本でトップ1%の経営コンサル
タントになり、海外にも多数の顧問先を持った。

ホーチミンでは、実弟と久しぶりの再会、食事を楽しんだ。
元々仲が悪い訳ではなかったが、それほど親密でもなかった。
が、七年前の母の死が、兄弟の関係性を変えた。

「できるだけ会おう」

食事の席で、「帰省する度に、おふくろが兄貴の自慢をする。
ちょっとうんざりしていた」と聞かされた。どうも母の目には、
弟の長所は見えなかったようだ。無理もない。ずっとアジア各国で
商社の駐在員をしてきた弟。聞けば、本当に理不尽な場面が多い。
短気な臥龍だと、さっさと退職しただろう。家族を守るために、
耐えて頑張った弟の「個性」は、称賛に価する。

なお、あなたが「組織」内において「個性」が尊重される為には、
二つの最低限の作法がある。判断基準は、ヒューマンスタンダード、
「人として正しいか?、人として美しいか?、そして子ども達に
誇れるものか?」。個性発揮のストライクゾーンは、「理念に叶って
いるか?」「やりたいこことやって欲しいことが一致しているか?」。

今日から9月、晴れ晴れとした秋空に向けて、あなたも私も「個性の花」
を存分に咲かそう!

弟も、海外駐在のラストシーズン、身体に気を付けて、優秀の美を
飾って欲しい。