社長のビタミン・一日一語

「ときには、ぶった切ることも愛だ!」

§「ときには、ぶった切ることも愛だ!」

先日、20代社員による研修会を行いました。
半年前の研修のフォローアップです。30歳
あるいは35歳の「我が理想像」を描き、半年で
確実に階段を登ったことの報告と更なる前進イメ
ージを描き、発表するものです。その発表で、
あり得ない発表がありました。

「自分との約束、全然、守れませんでした。今回の
フォローアップも欠席しようかと思いましたが、
少しは出来た部分もあるんだからと背中を押されて、
来ました」

臥龍は、コーチ陣にメッセージを送りました。

(ここから)
臥龍なら、リハーサルを見た時点で、「そのプレゼン、
本当にやる気なの?あなたを期待して送り出した事業所の
メンバーが、目の前で聞いていると想定して、それ言える?
がっかりさせるだけじゃないの?大体、そんなチンケな
プレゼンが映像で残るなんて、あなたのプライドが許さ
ないんじゃない?臥龍なら、反省は3分で終え、残り
7分は”再度、仕切り直しの出発プレゼン”を行い、
すみません。私のために半年後、再度報告プレゼンの
時間をいただけませんか?絶対に期待は裏切りません!
そう言ってみないか?」と迫りますよ。

(ここから)
ここをとりあえず「ごめんなさい」で乗り切ればいいや
という根性を野放しにすると、その人は、この先も同じ
ことを繰り返し、信用を失っていくでしょう。何でも、
「認めてあげればいい。肯定的に受け止めてあげよう」
ではいけないはずです。ダメ出しを中途半端に行うと、
お互いに負の感情だけが残ってしまう。サナギから蝶へ
とぜい変するような気付きは、サナギの殻を切り開か
ないといけない。

ぜい変を促す宝刀は滅多に抜かないが、
 抜いたからには、切り裂かないと遺恨しか残らない」(臥龍)

ときには、ぶった切ることも愛だ!」(臥龍)