社長のビタミン・一日一語

生まれ変わっても勤めたいと思える会社を創りたい経営者へ

§「生まれ変わっても勤めたい」と思える会社を創りたい経営者へ

経営の経は経度の経、地球の北極・南極のたて糸のどこにいるかということ。
経営の営は営み。従業員とその家族が、最も幸せになる場所を「経営理念」
で定め、経営者がこの指止まれと「大家族」を集め、理念に沿った営みを
オーケストラの指揮者よろしく指揮していく。

楽団メンバーは、指揮棒=理念を見て、自分の個性(楽器)を奏でる。
この理念を奏でる交響曲に、お客様、お取引様、地域社会が魅了され、
ファン・シンパになっていく。つまり経営とは、この地上に、限りなく
天国・極楽に近い場所を創っていくことだ。その究極のステージは、
「生まれ変わっても勤めたい会社」だ。3月10日に方針発表会を開催
された浜松の長坂養蜂場さんは、その「究極のステージ」に来ている。
昨日、「みらい会議」を開催された枚方の宮田運輸さんも、また「究極の
ステージ」の一社だ。

人間業(わざ)でも、限りなく天国・極楽に近い場所を創ることが出来る
ことを知ることは、究極の学びにして、とても心強い気付きだ。両社共に、
最初は天国・極楽からほど遠いところから出発し、理念型経営をひたすら
追求した10年間が、奇跡の風(社風)を起こし始めた。

宮田運輸は、名前の通り運送業、しかも350名の従業員という典型的な
中小企業だ。以下のエピソードで、どういう社風かが想像つくだろう。

「先着順採用だが、全ての人が素晴らしいプロ社員に成長していく」

「1名募集すると、多いときには200名の応募がくる」

「親子・夫婦・兄弟などの家族勤務が31組ある」

「(頻繁ではないが)荷物を破損しても、荷主さんが、“心配するな。すぐ
代替品を持っていく。お金はいらない”と言ってくださる」

「月次の業績先行管理会議(みらい会議)、参加は自由、子どもも参加している」

「業績先行管理会議なのに、未達の数字を詰める発言は1秒もない。全ては感謝・
称賛・衆知を集める発言。笑顔が満開。しかし、年度目標は達成していく」

「来期の計画数値は、現場からの積み上げで出来、役員から降りて来るものはない」

「出先や新規事業は、やりたい人に合わせて意思決定。すべて人が先」

「この土地を買って事業所を広げます。新規の拠点事務所、ここを借りようと思います。
こういう現場の提案、100%YES。それは現場の判断を信じているからだ」

昨日出会った皆さん、「生まれ変わっても宮田運輸」と顔に書いていた。