§ 根拠は要らない。成りたい姿を描く
第92期企業進化道場で、各社の中期ビジョンを決めている最中。
驚かれるのは、「根拠は要らない。成りたい姿を描く」ということ。
その前提として、各社の「新業態開発=お役立ちの姿」を明確にしている。
この「お役立ち」を、「ここまで広げたい」という想いが大事。
中期ビジョンという「本気で登りたい山」を決めれば、準備・ルート・
日程が決まっていく。出来る、出来ないの根拠から考えないこと。とにかく
「成りたい」というゴールから考えることだ。
●12歳のときのイチローの夢作文。
「夢」
ぼくの夢は、一流のプロ野球選手になることです。(略)
中学、高校でも活躍して高校を卒業してからプロに入団するつもりです。
そしてその球団は、中日ドラゴンズか西武ライオンズが夢です。(略)
私が一流の選手なって試合に出れるようになったら、お世話になった人に、
招待券をくばって、おうえんしてもらうのも夢の一つです。とにかく、
一番大きな夢は、プロ野球の選手になることです。(ここまで)
とにかく「プロ野球の選手」に成りたいという想いが、溢れている。
イチローには才能もあったと思うが、「成りたい」という想いがなければ、
才能も開花しなかっただろう。
臥龍も、27歳のとき「臥龍に成りたい」と決めた。27歳でキャスティング
した10年後の姿。
Q1.キャッチフレーズを付けると何ですか?
「企業軍師 臥龍」
アジア有数の軍師「諸葛亮孔明」の若いときのあだ名「臥龍」を名乗って、
華僑・華人の経営者に通用する経営コンサルタント。
Q2.その特徴を箇条書きにしてください。
1.新しい経営思想を掲げ、従業員数1万人以上の華僑・華人の経営者から
「臥龍老師」と迎えられている。
2.華人・華僑の経営者に「やり方」の前に「あり方」を説いても納得される
だけの見識・胆識を備えている。
全ては「臥龍山」の頂から、逆算した。