§ 「抵抗勢力」、責任は取りません
今、第92期企業進化道場・第3日目を開催中。
あるトップから嬉しい告白をいただいた。
「過去10年間、私は現状維持を選び、その結果
として会社は徐々に衰退してきました」
「昔からいる社員に支えていただいてきたと言い
ましたが、本当は甘えていました」
問題に対して、「表面把握・表面対策」しか打って
いないと、現状から抜け出せない。しかし、「真因
把握・真因対策」を打てば、必ず現状打破は出来る。
この会社は、これから好転する可能性がある。何故なら、
「経営は99%経営者次第」だからだ。そして、臥龍の
予測では、この経営者は、次のような壁に当たり、そして
乗り越えないといけないだろう。
昔からいる社員の本音は、「同じことをしていたら楽」と
いうことだ。この社長が新しい挑戦テーマを打ち出した時、
一時的にしろ「抵抗勢力」が現れる。それは社長の本気を
測るリトマス試験紙なのだ。こう伝えてあげたい。
「社長、抵抗勢力は責任は取りません。責任を取るのは、
社長です。追い込まれて責任を取るときは、従業員も人員
削減となります。だから、今、意思決定・断行なのです」