社長のビタミン・一日一語

「信頼銀行」と「信用銀行」

§「信頼銀行」と「信用銀行」

個人も法人も、目に見えない「信頼銀行」に
「信頼残高」を持っている。
Q.どうすれば残高が増えるか?
A.相手の事前期待を超えること。

事前期待を超えると増え、下回ると減る。
貴方に、貴社に仕事依頼が来るのは、
「信頼残高」が大きいからだ。人は「ラベル」
「レッテル」で先入観を持ちやすい。昔、
日本酒には「特級」「一級酒」「二級酒」
というラベルがあった。しかし、本当に
美味しいかどうかは飲んでみないと分からない。
映画評論家の評価は参考にはするが、良いか
どうかは、自分で見ないと分からない。

学歴、資格があることと、人格はイコール
ではない。臥龍は、人をこう見ている。

「言っていることは建前、
やっていることが本音」(臥龍)

「言行一致が10年以上続いていて、
一貫性を持っているか?」(臥龍)

逆に言えば、自分自身が実践しないと意味がない。
才能・スキルは「鬼の金棒のサイズ」、一貫性が
「鬼のサイズ」。才能・スキルがあっても人の
信用・信頼が薄い場合、問題点は「一貫性」。

もう一つ銀行がある。それは「信用銀行」。
こちらは100かゼロの二択だから怖い。
言い換えれば、その場での損得は一切抜きにして、
「死守」しないといけない。

「お金は取り戻せるが、
信用失墜を取り戻すのは容易ではない」(臥龍)

その覚悟で、仕事、経営をしよう!