社長のビタミン・一日一語

歌舞伎にみる「ピグマリオン効果」

§「ピグマリオン効果」

今年6本目のライブは「六月大歌舞伎」。
中村梅枝の8歳での初舞台、見ごたえがあった!
8歳であの長い出番を完璧にやり切る秘訣は、
周囲の環境から受ける「ピグマリオン効果」だと思った。

「ピグマリオン効果」

人は扱われた通りに反応する。一人前扱いされた子供は、
一人前の言動を見せる。子供扱いされた子供は、期待に
応えようと子ども的な言動を見せる。更にいえば、子供
扱いされた子供は、親になって、子供を子供扱いする。
一人前の人格扱いされた子供は、親になって、子供を
一人前の人格扱いする。

§「お客様に絶対に損はさせない」

今年6本目のライブは「六月大歌舞伎」。中村獅童の
魚屋宗五郎」の熱演も、見ごたえがあった!花道横の席
だったので、中村獅童の全身から流れ落ちる汗がよく見えた。
「お客様に絶対に損はさせない」というプロ意識そのものだった。

それをまた傍で見ている二人の子供もまた「メダカの子はメダカ、
役者の子は役者」になっていくのだろう。「お客様に絶対に損は
させない」、この心意気は、どの商売でも一緒だ!