社長のビタミン・一日一語

長い社歴を刻む企業の共通項は?

§ 「1000年の伝承」

今回のGWでは、久しぶりに広島、更には宮島にも行った。
残念ながら今回の宮島では弥山には登れなかったが、次回は
登って「消えずの火」を見ようと思う。
https://koboji.jp/info/kiezunohi

空海が修行で灯した火が、1200年燃え続けている。臥龍
ファミリーで、最も社歴が古いのが、京都の傳來工房さん。
https://www.denraikohbo.jp/

空海が持ち帰った技術で創業し、今年で創業1219年、京都で
最も社歴が古い。2008年に韓国銀行(Bank of Korea)が、
41か国を対象に実施した調査結果に基づく、主要国の200年以上
続く企業の数は以下の通り。
国名 企業数 割合(全体比)
🇯🇵 日本 3,146社 約56%
🇩🇪 ドイツ 837社 約15%
🇳🇱 オランダ 222社 約4%
🇫🇷 フランス 196社 約3%

このときの調査によると、200年以上続く企業の総数は5,586社
であり、そのうち日本が半数以上を占めている。「継続力」で
見ると、日本の産業構造は特異だ。

§「老舗と家訓」

100年以上の企業数が1000社を超えるのが京都。その継承
の秘訣を京都府がまとめたのが、「老舗と家訓」という本。要は
「理念」が大事ということだ。

§「習慣力年輪」

飛騨高山には、樹齢1100年の臥龍桜が毎年花を咲かせている。
http://hidamiya.com/spot/spot01
臥龍も生で見たときは、そのオーラに圧倒された。もしも断面を
見れば、1100個の年輪が刻まれている訳だ。なお、人間の年輪
には二つある。一般的な年齢の年輪と習慣力の年輪だ。

「人間力の幅は、
 その人の『習慣力年輪』の幅に比例する」(臥龍)

臥龍桜には遥かに及ばないが、臥龍にも「習慣力年輪」が50輪
刻まれている。
★朝の作法
01.朝は当たり前ではない「奇跡」に感謝して目覚める。
02.「千回行シート」と「家訓」のインストール。
03.トイレの時間は歴史を学ぶ時間。
04.トイレの蓋を閉める。
05.下の句とメルマガの発行。
06.「日報」によるAD業務1263の先行管理リズム。
07.毎朝及び折々での10分間の整理・整頓。
08.朝の時間を「最高効率時間帯」へと磨き上げる。
から始まり全50輪だ。

GWが明けたこの5月、ご一緒に新しい「習慣力年輪」を刻んで
みませんか?