§ 多様性を育む文化創りには時間が掛かる
あらゆる分野で、多様性が叫ばれる時代だ。残念ながら、
衆議院の女性議員比率は10.3%で、186か国中164位。
上場企業役員における女性比率では、
フランス45.3%、イギリス37.8%、ドイツ36.0%、
アメリカ29.7.%、対して日本12.6%。
物語コーポレーションでは、2030年までに以下の目標を
達成すると明示している。⇒物語コーポレーション
1.女性管理職比率30%以上
2.インターナショナル(外国人)社員比率30%以上
3.チャレンジド(障がいを持つパートスタッフ)の雇用比率2.3%以上
4.女性の育休取得率100%達成
5.男性の育休取得率85%以上
目標ありきに異論ある方もいらっしゃるかもしれませんが、
目標があるから施策も進むともいえる。そして目標を達成
する土壌が、企業文化だ。物語コーポレーションの企業文化
スローガンが「個」の尊厳を「組織」の尊厳より上位に置く、だ。
採用のファーストコンタクトから始まり、教育や営業などの
あらゆる場面でそれを実践するから、女性や外国人や障がい
などの「個性」を一人ひとりが堂々と発揮していく。この
土壌がないと、目標は単なる掛け声になってしまう。
日本という国が、「個」の尊厳を「組織」の尊厳より上位に置く、
にならないと、目標は単なる掛け声になってしまう。多様性を
育む文化創りには時間が掛かる。それでも一人ひとりが微力を
尽くさないと、永遠に未完成だ。
臥龍も同志と「ヒトピカ5Project」で微力を尽くす!⇒循環図