§ 「伝えた」と「伝わった、伝わる」の違い
リーダー研修のテーマの一つに「伝えた」と「伝わった」の違いを探る
ディスカッションがある。貴社でも、是非やってみることをお勧めする。
その上で、社内の「伝わるコミュニ力達人」を選出すると、更によい。
臥龍は、「伝えた」と「伝わった、伝わる」の違いは、後者は、「相手
の行動が変わる(行動変容)」ことだと見ている。
達人事例⇒https://youtu.be/l8HvzuoaqzM
表彰⇒https://youtu.be/0EZtTIWVsbE
§「本音と建前」
「建前はその人が言っていること、
本音はその人がやっていること」(臥龍)
ここからは少し怖いお話。
多くの社長は自分の会社を潰したいと思っている。創業1年後、40%が
潰れ、5年後、60%が潰れ、10年後、70%が潰れている。「そんなことは
ない」と言う方も多いと思うが、土光敏夫先生は、「知・行・果」と断言
されている。
「わかっていてもやらないのは、実は真にわかっていないからだ。やって
いても成果が出ないのは、実は正しくやっていないからだ。真の「知」は
「行」に一致するし、正しい「行」は「果」に一致するはずである。知と
行と果は一致するという基本認識を 持つべきだ。 」
(土光敏夫先生「経営の行動指針」より)
「会社を潰したくない」「会社を成長させたい」と言いながら、それは
潜在意識から見たら、「また言っているよ。でも実際はそう動かないから、
これは建前だな」と思われている。
実は、「会社を潰したくない」「会社を成長させたい」と言いながら、
自分が自分自身をも騙していることに気が付かないことが状態化している。
これが怖い。