社長のビタミン・一日一語

出来ませんでしたという言葉に騙されていないか?

§ 出来ませんでしたという言葉に騙されていないか?

今日で上半期が終わる。半期を振り返ったときに、「出来ませんでした」
という言葉に騙されていないか?実は「やらなかった」だけなのだ。
先日、ある社長に【必ず業績は良くなる】とお伝えした。

「打つべき手を、打つべき人が、
打つべき時までに実行すれば、必ず業績は良くなる」

問題は、正しい打つべき手でないと、効率が悪い。これを解決するものが
「真因把握と真因対策」。「打つべき人が、打つべき時までに実行する
仕組み」が、「業績先行管理会議」だが、身内だけでやっていると、
先延ばしが起きる。これが業績向上の妨げになる。

企業の衰退や倒産の真因は、経営者の「先送り」という性格。臥龍は、有志と
今年の目標を必達するための相互チャックの仕組み(千回行シート)を創って
いるが、目標には二種類あると言っている。

A.自分の意思力だけで達成できること。例えば、出版原稿を書くことや
SNSでの発信目標や名刺交換目標など。

B.自分の意思力だけでは達成が難しいこと。例えば、本を出版することや
集客目標や売上目標など。

少なくとも、Aは100%やることができる。ここでは「出来なかった」とは
言わないという社風を創ることだ。このAがあって、Bも達成される。「出来
なかった」という言葉で、自分自身も騙していないか?要チェックだ!