社長のビタミン・一日一語

「微差」を生み出す文化を大切に育もう!

§ 「微差」だからこそ深い文化の裏付けがいる

昨日、ベトナムから成田に帰着。ターンテーブルでトランクを
取るときに、驚いた。荷物がきちんと並んでいて、かつ全ての
取っ手がこちらを向いている!ベトナムでも3度、ターンテー
ブルで荷物を取る機会があったが、かばんの並びが雑、取っ手
がたまたまこちらを向いているものもあるが、これは偶然。
要するに、ターンテーブルの上に載っていればOK、取る人が
一番取りやすい状態に置く感覚はない。「微差」だが、これが
出来る裏には、深い文化の裏付けがあると知った。

生活者も良いサービスに慣れているからこそ、この「微差」に
感動する。レストランカシータ、テーブルにはお客さまの名前が
書かれたウェルカムカードがある。初めてのお客様には「いらっ
しゃいませ」、二回目以降のお客様には「お帰りなさい」と書か
れている。

アクティブ感動引越センター、現場のスタッフが、よくお客様に
声を掛ける。
「お疲れじゃないですか?」
「お手伝いすることありませんか?」
「必要があれば、いつでもお声掛けてくださいね」

ぬくもりの創造が理念の長坂養蜂場。送って頂いた商品が入る
段ボール箱、留めてあるテープ、端っこが少し折り込まれていて、
廃棄のためにテープを剥がすときに、本当に楽だ。

これらの裏には、いずれも深い企業文化がある。「微差」を
生み出す文化を大切に育もう!